新緑の小谷村(白馬)を走って来ました。
皆様こんにちは
例年私はこの時期に白馬の栂池高原で実施している栂池サイクルクラシックというヒルクライム大会にロードで参加していましたが、今年は弊社のP203のプロトタイプで大会に参加してきました。
その報告をお伝えいたします。
http://www.tsugaike.gr.jp/events/event-summer/cycle-classic
普段でしたら車で移動するのが便利なのですが
せっかくの折畳み自転車、そして会場が白馬大池駅に近いので
電車輪行で会場に向かいました。
自宅の最寄駅から八王子へ行き特急あづさに乗り松本まで。
松本から大糸線で途中信濃大町で電車を乗り換えて白馬大池までの約5時間の電車の旅です。
電車旅の醍醐味「駅弁」を食べたり、車窓から見える風景を楽しみました。
車窓より見えた木崎湖は昨年参加したAACRアルプスあづみのセンチュリーライドで立ち寄ったところです。
そして、あっという間に目的の駅白馬大池駅に到着しました。
大会の受付会場まで少し走る為に自転車の開梱準備をはじめようとしましたら大会のMCの方と同じ電車でお迎えの車に同乗させていただきました。
感謝です!
受付をすぐに済ませて本日の宿に向かいます。
お世話になる宿は「にしざわ」さんです。
ここは大会会場からも凄く近い為いつも利用させて頂いています。
明るいうちにチェックインできたので早速自転車で近所を散策。
入梅前のスキー場の緑が非常に綺麗でした。
午前中雨天だったらしくまだ雲が残っていてうす暗かったのが少し残念でした。
宿の楽しみ夕食!
味もボリュームも大満足でした。
料理のおいしさもこの宿を選んでいる理由の一つです。
温泉を楽しんだり、仲間と色々話したり、学生時代の合宿を思い出し楽しいひと時でした。
翌朝は快晴!
早めの朝食を済ませてレース前のアップを兼ねてあちらこちらを散策。
小谷村の綺麗な風景の中を楽しく走りました。
9時に実業団クラスのスタートでその後各年代のクラス毎スタートで自分は一番最後の35歳~39歳クラスで9時22分にスタートしました。
距離は17km平均斜度7%の登りを楽しんで来ました。
タイムは1時間22分でした。昨年ロードで登ったタイムより5分タイムを短縮できました。
ゴール先の山小屋でご褒美のソフトクリーム。
山には雪がまだたくさん残っていました。
大会後の下り道は小径車でもディスクブレーキのお陰でリムの加熱等に神経を使わず安定した制動力で快適に下れました。
手軽に移動し、ロード並みの走行性能でヒルクライムも楽しめるP203はかなりポテンシャルの高い1台と思います。
今回はヒルクライムレースイベントの参加でしたが、小谷村周辺や白馬周辺には走ると楽しい山道がたくさん有ります。
気軽に折畳み自転車を持って旅行に出かけてみてはいかがでしょうか?
P203プロトタイプでミニベロカップに参戦しました。
先日3月28日幕張で開催されました「THE KAIMAKU '15 powered by WizSpo!!~キタゼッ!自転車シーズン!~」ミニベロCUP(1時間エンデューロ)に参加しました。
結果2位を獲得できました!
新型P203はスポーツ志向の強い折畳自転車として設計されていますが
ミニベロのレースの結果を残せ走行性能の高さを証明しました。
レースは序盤から9人が集団を形成して展開が進行し、最終周回まで集団がばらけない
展開となりました。
1位の方がバックストレートでロングスパートをかけ、自分を含む集団が追従して、1位から4位の方までがほぼ同タイムの接戦でした。
P203仕様概要は先日お知らせいたしました弊社カタログに詳細が御座います。
今回のフレームはプロトタイプで実走試験に使用しているものをカスタムしました。
なぞの折畳という事で直営店にしばらく置いて御来社いただいた販売店様にも
インプレしていただいた車両です。
フォークとフォールディングステムが入荷していない為フレームの乗り味を試していただくということで写真のような仕様になっていた1台です。
レースに合わせてカスタムして全く印象が違う自転車になりました。
ホイールは特別に20インチ451仕様の50mmディープカーボンリムとカプレオ対応ハブ作成してインチアップとリヤトップギヤ9T装着する高速対応仕様。
ミニベロのカーボンリムはブレーキングを気をつけないとリムが熱で膨らんでしまうという弱点もディスクブレーキで解消しています。
フロントギヤのチェーンリングは56T-42T。
スポーツ的な走りができるように56Tのチェーンリングも装着できる台座位置となっています。
この様なインチアップやカスタムに対応できるフレームに仕上げています。
ハンドルもドロップハンドルに変更しました。
シマノのメカニカルメカニカルディスクブレーキとSTIレバーを組み合わせる際はSM-CB70などのケーブルアジャスターを間に入れることでストロークの微調整ができロードキャリパーブレーキ遜色ない使い心地になります。
また、フロントシフトについての同様にケーブルアジャスターを入れる必要があります。
P203はパーツの入荷が遅れている為デリバリーが6月以降になってしまっています。現在一日も早く発売できるように努力をしております。
皆様御期待くださいませ。
お待たせしました2015年モデルカタログ完成です!
皆様こんにちは2015年モデルのカタログが入荷いたしました!
先週金曜日に各弊社販売手様に発送を致しました。
2015年モデルのデリバリー開始は
新型P203をのぞき4月末よりのデリバリー開始を予定しております。
※新型P203についてはパーツの入荷が遅れている為6月以降のデリバリーを予定しております。
御購入を御検討なさっているお客様には大変申し訳御座いませんが、今しばらくお待ちくださいませ。
詳細なデリバリーの日付が決まりましたら改めて御案内申し上げます。
【HMR】2015年モデルラインナップ発表!
皆様
こんにちは!
昨日2月8日幕張メッセで開催されましたワンダーフェスティバルで【HMR】2015年モデルのラインナップを発表致しました!
2015年モデルはミニベロロードモデルを3車種、フォールディングバイク1車種で展開させて頂きます。
デザイン・価格・搭載パーツ詳細については決定次第特設HPにて発表させて頂きます。御期待くださいませ。
HMR2014モデル受注受付終了
皆様こんにちは
御好評をいただきましたHMR2014年モデルの受注受付は2015年1月31日をもって終了させて頂きました。
たくさん御注文をいただきまして誠にありがとうございました。
サイクルモードに出展いたします!
皆様こんにちは。
秋が近づき自転車に乗るには良い季節ですね。
各メーカー様2015年モデルの発表のニュースがちらほら聞こえてきています。
弊社も現在量産生産と同時に新製品の開発も頑張っております。
ここで皆様にご案内致します。
2014年11月7,8,9日に幕張メッセにて開催されますCYCLE MODE international2014
に弊社も出展させて頂きます!
そして、2015年モデルを展示させて頂きます!
また、今シーズン皆様に大変好評をいただきましたHMRシリーズも展示を行います。
GSR GEAR様と隣同士のブース出展の予定となっております。
ウェア類などもお楽しみください。
CYCLE MODE international2014
は弊社製品はもちろん各社メーカーの自転車の試乗ができ、またウェア・ライト他自転車周辺部品の新製品を知ることができる日本最大の展示会試乗会です。
今年はJBCF(実業団選手)によるレースや一般参加可能エンデューロレースやシクロクロスレースなどが併催され観戦や実際に参加して楽しめるイベントになっています。
ぜひとも皆様ご来場ください。
※レース参加には事前申し込みが必要です。詳しくはサイトをご参照ください。
弊社WEBショップに御来店ください!
皆様こんにちは更新がしばらく滞っておりまして大変申し訳ございません。
更新が滞っている間にひっそりと弊社WEBパーツショップ を開設いたしました。
そこで今回はその中の商品を使用しての自転車カスタムをご紹介いたします。
ロングライドイベント参加や実走行耐久試験に使用しいている写真の量産初号機ですが4月から実走行試験を開始して9月中旬に総走行距離が2000kmを超えました。
この段階で上司よりフレーム、フォークの改造もOKがでましたので今回はこの自転車のフロントフォークを交換いたします。
フォークはこちらです。
http://bicycleparts.shop-pro.jp/?pid=77187212
コラムまでカーボンの軽量フォークです。
本来塗装してHMR-EXに使用する予定でしたが予定本数より多く入荷になった為未塗装で在庫している本数限定のフォークです。
古いヘッドパーツを外しまして、新たにヘッドパーツのベアリングワンを圧入。
※弊社製品は2014年モデルよりVP社製のゼロスタックインテグラルモデルのヘッドパーツを使用しているためヘッドチューブの形状もVP社が公表している推奨寸法に準拠しております。
各メーカー推奨寸法がまちまちな為取り付かないヘッドパーツもございますのでご注意ください。
(ちなみに新規に交換したヘッドパーツは外部より調達した為現在弊社では取り扱っておりません。)
新たなフォークにベアリング受けなどを取り付けてベアリングにグリスを注油して挿入。
キャリパーブレーキの取り付け、ブレーキシュー・ハンドル位置などを調整して完成です。
ハンドル高さを調整するする際短いスペーサをたくさん重ねていましたので、
ロングコラムスペーサーに交換しました。
150mmで特注している製品です。
http://bicycleparts.shop-pro.jp/?pid=80483372
ミニベロはフォークコラムが長い製品が多くカスタムする時にロングスペーサーの流通が少ないため短いものをたくさん重ねている方もいらっしゃると思います。
そのような方はぜひともご利用をご検討ください。
フォークの交換により約300gの軽量化とカーボンフォーク特有の振動吸収性でより走りが楽しくなる自転車にレベルアップしました。
弊社WEBショップでは量産製品に使用している部品も販売いたしております。
また、今後台湾などから良質の製品を取り寄せ販売する予定となっておりますのでぜひともご利用くださいませ。
※フォークの交換など自転車のカスタムはミニベロに理解のある専門のプロショップ等にご相談ご依頼くださいませ。
カーボンパーツの組み付けにはアッセンブリーコンパウンドを使います
皆様こんにちは
今日はカーボンパーツを使用しているHMR-EXの部品の組み付け時に使用するケミカルについて説明します。
パーツの位置調整時や部品交換の際の御参考になさってください。
HMR-EXは既にご紹介しているとおりハンドル・ステム・シートポストなどにカーボン製品を使用しています。
金属パーツ同士の組み付け場合はシートポストの差込部分やステムとハンドルのクランプ部分などの各部には薄くグリスを塗布しますが、カーボン製品の場合グリスを塗ると滑りやすくなってしまいます。
そして、滑らないようにと高いトルクでネジ締めすぎてしまうと素材に割れが発生して部品を破損してしまいます。
また、グリスを使わずにパーツを組んでカーボン素材と金属素材が密着した状態でここに雨などで水がかかると電食がおこりパーツが腐食してしまいます。
シートポストで電食が起きるとフレームとポストが固着して抜けなくなってしまいます。
そこでカーボン素材の部品を組み付ける場合はグリスの代用品としてアッセンブリーコンパウンドと呼ばれるカーボン部品組み付け専用のペーストを使用します。
名称は製造メーカによりまちまちでファイバーグリップという製品名で販売されている製品も御座います。
写真の様にグリス状のペーストに細かい粒状の物質が混ぜてケミカルです。
粒々の滑り止め効果のおかげで高いトルクでネジ締めつけなくてもパーツを固定することができ、また塗布膜でカーボン素材と金属素材の直接の密着を防ぎ電食の発生も防ぎます。
HMR-EXの購入後パーツを新たに購入して交換する時には必ずアッセンブリーコンパウンドをお使いください。
HMRフレームジオメトリー
皆様こんにちは
HMRついて多くのお客様からのお問い合わせとご注文をいただきまして誠にありがとうございます。
今日は更に深くHMRについてご紹介しよう思います。
デザイン性が目立ってしまうHMRですが、このフレームは本格的なライディングも楽しめるように性能面についても各所にこだわった設計になっています。
弊社の2014年モデルDシリーズでは「走りにこだわる」テーマにモデルチェンジをし、走りに優れている700Cロードに近いポジショニングができるようにジオメトリーに変更致しました。
姉妹機であるHMRの3機種も同一のコンセプトを受け継いでいます。
HMR3機種のフレームジオメトリーです。
特徴として従来のミニベロにありがちな寝ているシートアングルを見直し74°に変更しペダリングに大切なサドルの位置関係が適切になるよう設計にしています。
また、長距離を走る際にも操作で疲れない用に1000mm超えのロングホイールベースを採用しています。
展示会試乗会においてこのジオメトリー変更は普段からスポーツとして自転車に乗る方だけでなく女性や幅広い層の方々から好評をいただいています。
また専用に作成しましたFDバンドによりフロントチェーンリングの大型化も可能です。
ユーザー様の走りに合わせてチューンナップすることができます。
見た目も走りも所有する方に満足して頂くことを目指して作った自転車です。
カーボンホイールについて
HMRの自転車に使われていますホイールについて紹介致します。
最上級のHMR-EXにはカーボンリムのホイールが使用されています。
カーボンホイールは700Cロードではかなり浸透している機材ですがミニベロではまだまだ数少ないです。
ちなみに塗装前のリムはこんな感じです。
リムに全く金属を使用していません。全体がカーボンファイバー樹脂でできています。
この様なカーボンのホイールを使う際にはブレーキについても専用のブレーキシュー使うことが必要になります。
HMR-EXでは出荷時にカーボン専用シューに換装して出荷致します。
カーボンシューついてはアルミリム用シューより消耗が早い傾向にあります。
交換の際も必ずカーボンリム専用シューをお使いください。
カーボンホイールを長持ちさせるコツ
カーボンホイールは軽量で剛性もあり使い方に慣れれば最高に良いホイールです。
でも、カーボンファイバー樹脂は金属リムに比べて熱に弱いのが弱点です。
しかし、ブレーキングの際はリムにシューを擦りつけて制動をするので、どうしても摩擦熱が発生してしまいます。
そこで摩擦熱の発生を抑える為、また、リムへの制動時の攻撃を抑えるために専用シューを使用します。
しかし、専用シューでも完全に発熱しないわけではないので発熱防止の為長い下り等を走る際はブレーキをリムに軽く当て続けるような当てぎき制動はしなようにしてください。
シューがリムに当たり続け常に摩擦熱が発生している状態は非常にリムに悪影響を与えます。
リムからブレーキシューが離れるとリムは冷却されるのでブレーキングには握っては離すポンピングブレーキで制動をしてください。
こうすることでカーリムへの悪影響を軽減でき長持ちさせられます。
カーボンホイールはブレーキの利き心地などもアルミリムと異なりますので、ブレーキングの仕方など慣れるまでは慎重にご使用ください。